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~これからの技術チームに最適なコミュニケーションとリーダーシップ~
技術チームの力を引き出すための「共感型リーダーシップ」講座
セミナー詳細
セミナーについて
本講座は、主には技術チームのリーダーを担う方や育成に関わる方を対象とした、共感コミュニケーションと共感リーダーシップの実践方法を学習する講座です。
技術者に求められる重要なスキルに「コミュニケーション」があります。
技術者はコミュニケーションのスキルを習得する機会が比較的少なく、また対話が必ずしも得意ではない方も少なくありません。技術的に優れていても、コミュニケーションの問題のために、力を十分に発揮できないという状況が起こりえます。
技術チームのリーダーにとっては、チームのコミュニケーションの問題は、成果の創出のみならず、メンバーのモチベーションやメンタルの課題にも関わります。さらに近年は、社会環境が急速に変化しているため、世代間のギャップが拡大しており、リーダーの頭を悩ませる種となっているといえるでしょう。
良好なコミュニケーションのポイントに「ラポール」(心の架け橋)があります。これは人と人が心を通い合わせて対話できる状態のことです。ラポールを形成するには、その感覚を理解し、共感を重視したコミュニケーションの手法を身に付けることが重要です。そして、リーダーがチームのコミュニケーションを良好にして成果を創出するためには、共感によるコミュニケーションをベースとしたリーダーシップの発揮が有効です。
チームのコミュニケーションを改善し、リーダーシップを学び、理想的なチームをつくるために、ぜひ本講座を活用してください。
期待される効果
- 技術チームにおける対人トラブルを解決しチーム力を引き出す方法を習得できる
- コミュニケーションに課題を感じる若手技術者の力を発揮させる方法を習得できる
- コミュニケーションスキルに関係なく実践できるリーダーシップを習得できる
主な受講対象者
- 技術チームのリーダーや、リーダーを目指す方、技術者の育成に関わる方
- コミュニケーションの改善を図りたい方
- リーダーシップを習得したい方
セミナー内容
Ⅰ.コミュニケーションの課題
1.導入: リーダーになる人が直面する苦労
2.CASE: 技術者のチームの中で起こる問題
3.CASE分析: 良い方向に向かうには?
4.要点: 共感によるコミュニケーション=ラポールⅡ.共感コミュニケーションの基本
1.共感コミュニケーションの実践ケーススタディ
2.上手くいく人は自然とできている(語られない)
3.共感コミュニケーションのさまざまな効果
4.共感コミュニケーションの実践スキル
5.共感と、自分を出さないこととの違いⅢ.共感リーダーシップの基本
1.CASE: リーダーの立場でのコミュニケーションの課題
2.CASE分析: 具体的にどのように対処する?
3.リーダーの要点
4.共感リーダーシップの訓練Ⅳ.共感リーダーシップによる課題への対応
1.問題への実践的な対応
2.リーダーの価値
講師プロフィール
大薗 剣吾(おおぞの けんご)
アイアール技術者教育研究所 所長
技術士事務所 ソメイテック 代表
技術士(金属部門・機械部門)
(公社)日本技術士会 会員
(一社)表面技術協会 会員
加飾技術研究会 理事
2003年〜2005年 東京大学大学院工学系研究科 マテリアル工学 修士
2005年〜2016年 凸版印刷株式会社
2017年〜 技術士事務所 ソメイテック、アイアール技術者教育研究所
大手印刷会社にて、電子デバイス・半導体・機能性フィルム技術に携わり、蒸着、スパッタ、めっき、リソグラフィ、エッチング、コンバーティング、表面分析などの技術を幅広く経験。
機能フィルム開発、ドライ&ウェットプロセスの問題解決、装置導入から立ち上げのエキスパート。
生産技術における、製品特性、外観、信頼性、稼働率、メンテナンス性、コストの最適化を得意とする。
また、様々な機関で研修講師を務めるなど、技術者教育/人材育成にも携わっています。