![イベントを読み込み中](https://nihon-ir.jp/wp-content/plugins/the-events-calendar/src/resources/images/tribe-loading.gif)
- このイベントは終了しました。
知財担当者/技術者のいずれの立場の方でも絶対に押さえておきたい知識と考え方を伝授!
数値限定・パラメータ発明に関する実務の重要ポイント
《3時間速習マスター》
《他社のパラメータ特許の読み解き方、自社出願での上手な使い方がわかる》
セミナー詳細
セミナーについて
主に化学・材料・医薬等の分野では、いわゆる数値限定・パラメータ発明の特許が成立し、話題になることが少なくありません。このタイプの特許を他社が取得したとき、自社の研究や製品開発をこのまま進めてよいのか、知財担当者や研究開発担当者として、まずはざっくりとした評価が求められます。しかし、数値限定・パラメータ特許に関する正しい知識・考え方を持ち合わせていないと、担当者として誤った判断・評価をしてしまうことになりかねません。
また、出願担当者や発明者として自社の特許を出願し権利化を目指すうえでも、数値限定やパラメータを上手く利用できれば、より大きな事業貢献を実現できる可能性があります。
この講座では、主に企業の知財担当や技術者の方を対象として、他社特許の評価と自社特許への利用との両面から、数値限定・パラメータ発明と付き合っていくための考え方のポイントを分かりやすく説明します。具体的な特許の事例も多めに盛り込み、今後の業務ですぐに役に立つ実践的な内容といたします。特許実務の中でもニーズの高い重要知識を短時間で効率的に習得したい方は、ぜひこの機会をご活用ください。
受講するメリット
- 数値限定・パラメータ発明についての基本的な考え方を整理して把握できる
- 他社の数値限定・パラメータ発明を解釈し、影響力を見極める手法が分かる
- 自社で数値限定・パラメータ発明を出願・権利化する際の留意点が分かる
セミナー内容
1.数値限定・パラメータ発明とは
・どのような発明か ・なぜ必要とされるのか ・特許庁はどう判断するのか2. 他社の数値限定・パラメータ特許のインパクトを評価するポイント
・評価の際の基本スタンス ・クレーム範囲の広さ ・明らかな無効理由はあるか
・侵害立証の容易さ ・特許網としての評価3. 他社の数値限定・パラメータ特許の無効理由の深掘り
・明確性、サポート、実施可能要件について ・新規性、進歩性について4. 数値限定発明・パラメータ発明で強い自社出願を作成するポイント
・技術的意義を示せるか ・「課題」の把握は的確か
・補正の根拠に厚みはあるか ・過不足のない実施例、比較例か5. 権利化までの拒絶理由対応のポイント
・記載要件違反への反論 ・新規性、進歩性違反への反論
・追試による対応
講師プロフィール
![加藤 実 氏](https://nihon-ir.jp/wp-content/uploads/2023/05/m-kato.png)
加藤 実(かとう みのる)
加藤弁理士事務所 所長弁理士
研究経験を経て特許事務所に勤務後、2000年に花王株式会社へ入社、その後、知財センター長、知財主幹等を歴任。
2019年に加藤弁理士事務所を開業。特許事務所では国内外の特許出願・権利化・異議申立・無効審判・審決取消訴訟・侵害訴訟等を担当。企業では知財マネジメントの立場から、研究開発部門の知財教育、知財戦略の策定と遂行、国内外での知財権の管理・活用等を主導。知財実務経験30年超。