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《 機械メーカー・機械商社等での人材育成に携わる方へ 》
人手不足・人材難と向きあう時代の
機械系企業における人材育成のあり方
【無料セミナー】
講座概要
労働政策研究・研修機構の予測では、2025年から2030年を境に国内の労働力人口が減少に転じるとされており、製造業ではますます減りゆく理系人材の奪い合いが始まっています。事態は新卒や中途採用にとどまらず、社内での配置転換により、別分野の理系人材の活用や、文系社員のいわゆる「理転」のリスキリングも始まっています。機械関連企業の中には、最初から機械工学を理解している新卒を採用するよりも、採用後のリスキリングに軸足を移す企業の声も聞こえてくるようになりました。
これら機械系人材育成の現状の背景には、少子化で高等教育機関から確保できる人材数の減少、指導役に回れる中堅・ベテラン社員のオーバーワークや退職、理系の知識の少ない文系出身者に機械系スキルを教えられる指導者側の素養の不足、コロナ禍や国の方針における機械系高等教育機関の機能不全など、複合的な問題が絡み合うため、一筋縄では解決が図れないようにもみえます。
そんな機械系メーカー等の人材にとって、必須スキルにして強力な切り札となるのが、機械製図や図面理解の知識です。アイアール技術者教育研究所では、機械系スキルの中でも、これら機械製図スキルをもつ人材をいかに効率よくかつ高度に育成するかを喫緊の問題ととらえています。
そこで今回は、機械製図スキル教育をキーワードとして、機械系企業での人材育成・技術者教育に携わる方々を対象とした、席数限定の特別無料セミナーを用意しました。
今後どんどん深刻化していく機械系の人手不足に直面した時代の人材育成について、グループセッションにより参加者の皆様が持ち寄られた課題や悩みを議論し、効果的な対策を検討・共有する時間も設けています。明日からの人材育成のヒントをぜひ持ち帰ってお役立てください。
主な受講対象者
- 機械関連企業(機械系メーカー・商社など)における技術系人材育成に携わっている方
- 他分野理系の方や文系出身の方に機械系スキルのリスキリングを行う予定の方
- 今後の人材育成に危機感を抱いているマネージャー・経営層の方
セミナープログラム(予定)
1.ものづくりの現状と技術者教育の課題
1.1 縮小する“ニッポン”
1.2 若手技術者の人数不足
1.3 技術系中堅層社員が消えていく現場
1.4 リスキリングは有効なのか?
1.5 技術者教育の課題2.今、なぜ製図教育なのか?
2.1 技術者のリスキリングの要は製図!
2.2 日本国内でものが作れなくなる日が来る
2.3 生き残るカギはグローバル図面化3.グループセッション“人口減少時代における会社の成長を踏まえた技術者教育の在り方”
ディスカッション・施策シート作成
講師プロフィール
今井 誠(いまいまこと)
日本アイアール株式会社 技術コンサルティング部
やなか技術士事務所 代表
日本技術士会(正会員)、千葉工業大学技術士会(理事)
技術士(機械部門、金属部門)、応用情報技術者、
エックス線作業主任者、研削といし特別教育、
3次元CAD利用技術者試験2級、3Dプリンター活用技術検定 など
大学卒業後、機械系メーカーや特許事務所を経験の後、2020年に「やなか技術士事務所」代表として独立。
型彫放電加工において、微細深穴加工、超硬材や脆性材の加工技術の開発を行うとともに、型彫放電加工においてネックであった生産性の低さを、電極の成形時間及び再整形時間に着目し、WEDG法(ワイヤー放電加工の一種)を活用することでこれらの時間を短縮し、生産性の向上を図る。WEDG法を導入するにあたっては、型彫放電加工機に設置するためのWEDG装置を発案、設計、製作、評価までを一貫して担当している。
また、工業用ダイヤモンド、サファイア等の工業用宝石の加工方法等の開発経験から、幅広い 加工技術及び社内加工設備の設計、試作、評価までの製造技術全般を得意としている。
近年では、3Dプリンターに着目し、FDM型及びSLA型の3Dプリンターの導入経験及び3Dプリンターについて広く知識を有しており、企業等における3Dプリンターの導入支援を行っている。