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設計・加工部門等と話せるようになる!
ステップアップ 図面の読み方
《設計製図Level 00 応用編》
講座概要
ものづくりの現場では、様々な部門の担当者が図面を見て作業を行います。
図面を描かない営業や調達などの部門担当者でも、社内製作か外注かの判断、加工コストの見積もり、治具の必要性や検査方法の策定など、客先や関連部門の担当者と技術的な会話をしなければいけない状況は日々発生します。
当講座では、基礎的な投影図の見方や寸法補助記号は知っているけれど、もう一歩踏み込んで図面に記載されている専門性の高いキーワードの意味を知り学習することで、図面の意図をより精密に理解し、関連部門と技術的な会話ができる能力を身につけることが出来ます。
※初学者の方は「知識ゼロでも大丈夫!はじめての図面の読み方」をご利用ください。
期待される効果
- 図面に描かれる専門的キーワードを覚えることで製造の知識を深めることが出来ます。
- 材料、加工、表面処理の知識を一段深めることで現場との意思疎通がより円滑にできるようになります。
主な受講対象者
- 「知識ゼロでも大丈夫!はじめての図面の読み方」の受講者
- 図面の基本的は知識は持っているが、設計や加工、検査の担当者と会話ができる程度に知識を引き上げたい方
セミナープログラム(予定)
1.図面から製品化までの流れを知る
1-1. 図面の関わる関連部門の関係
1-2. 実力診断テスト:○☓クイズによる現状知識の確認2.図面を見て会話するときのキーワード(材料編)
2-1. 代表的な金属材料の特徴を知る
2-2. 代表的な表面処理(めっきや熱処理)の特徴を知る3. 図面を見て会話するときのキーワード(加工編)
3-1. 切削加工、研削加工、特殊加工(放電加工など)の理屈を知る
3-2. 図面に用いるツールや工程の名称を知る
3-3. 演習問題:図面から加工法を推測する4.図面に関わる人なら知っておきたい幾何公差の知識
4-1. 代表的な幾何公差の記号と解釈を知る
4-2. データムと各種特性の記号と意味
4-3. 演習問題:幾何公差の公差領域を記入する5. 図面に関わる人なら知っておきたい溶接記号の知識
5-1. 代表的な溶接記号を知る
5-2. 演習問題:溶接記号を見て溶接形状を記入する6. 図面に関わる人なら知っておきたい機械要素、板金、樹脂成形の知識
6-1. 図面に記入されているばねと歯車の専門用語を知る
6-2. 板金、樹脂成形のキーワードを知る7. まとめ
7-1. 実力診断テスト:○☓クイズによる習得知識の確認その他
※本講座は講師とのコミュニケーションをとりながら行います。受講者はマイク、カメラを付けたPCでご参加ください。
※受講者の方には、山田 学 著『図面って、どない読むねん!LEVEL 00 第2版』(日刊工業新聞社)をプレゼントします。(お1人様1冊限り)
当書籍や教材の送付先について、本セミナー受講料請求書の送付先(お申込時の住所)とは別の住所でご希望の方はお申しつけください。
講師プロフィール
藤崎 淳子(ふじさき じゅんこ)
Material工房・テクノフレキス 代表
長野県南信工科短期大学校 非常勤講師
独立行政法人長野職業能力開発促進センター松本訓練センター 講師
1980年代より、工作機械・工具販売商社、樹脂材料・加工品商社、プレス金型メーカー、基板実装メーカーなど数社の勤務経験を経てモノづくりの知識を深める。
紆余(うよ)曲折の末、2006年にMaterial工房・テクノフレキスを開業。
設計業者としては、主に電子部品製造メーカーの生産現場を支援する治具や機器の設計製作を請け負い、「一人ファブレス」として現場打ち合せ、設計、部品加工手配、組み立て、納品を一人でこなす。
他、「ママさん設計者シリーズ」と称した、モノづくり初心者にやさしい技術コラムの執筆と、製造現場に向けた次世代モノづくり人材育成活動として、機械製図基礎講習、加工法講習、3D設計ツールを活用した一気通貫モノづくり等の講習を行っている。
工作機械メーカー、部品加工メーカー等における社内研修の実績多数。