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はじめての品質対応
《なんとか改善したい品質対応 5つのポイント》
講座概要
品質に対する対応は多岐にわたります。通常、何らかの問題が生じた際にその対応を品質対応(品質保証)と捉えることが一般的です。当然、こうした場面では誠実な対応が肝要ですが、その際に担当者が受ける影響は、周囲の心配を大きく越えることが多く、これは会社の前進を阻害することすらあります。
また、品質対応には様々な手法が存在しますが、適切な方法を選ぶ際には正確なタイミングや状況に合致した選択が欠かせません。
このセミナーでは、手法のいくつかを取り上げながらも、品質対応の基本的な考え方や行動の方法(品質管理と品質保証へのアプローチ)に焦点を当てて解説いたします。更に、会社の品質対応力向上のためには、デジタルトランスフォーメーション(DX)を進めつつ、組織全体と個々の社員が能力を発揮できる体制とスキルを構築し、効果を数倍に引き上げることが可能だと考えています。
期待される効果
- 品質対応の基礎と品質管理手法の習得
主な受講対象者
- 品質保証部に所属しはじめた方
- 品質対応が必要な方
- カイゼンを促していきたいマネージャー
- 会社の品質対応を改善したい経営者の方
セミナープログラム(予定)
1. ポイント1 心構え:QAとQC
1.1 QA:品質保証とは?
1.2 QC:品質管理とは?
1.3 QA<QCの理由
1.4 ヒューマンエラーはヒューマンエラーに非ず なぜなぜ分析?2. ポイント2 プロセス:他部署とのコミュニケーション
2.1 他部署との連携の必要性
2.2 他部署とのコミュニケーションの必要性
2.3 設計/製造FMEA参加した場合
2.4 フロントローディングプロセスの導入3. ポイント3 体制:品質は何もしないのが理想
3.1 ISO
3.2 DX
3.3 4M
3.4 IE(インダストリアル・エンジニアリング)
3.5 一人にしない/One for all All for one4. ポイント4 手法:QC7つ道具
4.1 数値化/見える化をしてみる
4.2 QC7つ道具
4.2-1 パレート図
4.2-2 特性要因図
4.2-3 グラフ
4.2-4 ヒストグラム
4.2-5 散布図
4.2-6 管理図
4.2-7 チェックシート
4.3 新QC7つ道具
4.3-1 親和図法
4.3-2 連関図法
4.3-3 系統図法
4.3-4 マトリックス図法
4.3-5 アローダイアグラム
4.3-6 PDPC法
4.3-7 マトリックスデータ解析法
4.4 手法は手法、最適なタイミングで投入を5. ポイント5 改善:まずスタート、スモールスタート
5.1 フロントローディング導入をしてみる
5.2 カイゼン
5.3 品質もコスト標準実施時間 3時間
講師プロフィール
鈴木 崇司(すずき たかし)
神上コーポレーション株式会社 代表取締役CEO
構造アナリスト
・共同技研化学株式会社 技術開発次長、品質管理次長、ラジカルプロダクト部(技術営業)次長
・富士通株式会社 モバイルフォン事業部 機種開発チーム、CAE共通チーム、組立(VPS)共通チーム
などを経て現職。
機械設計、特に小型高密度実装が必要とされる製品について高度な知見を有しており、機構設計に必要なアクリルポリマーフィルムなど材料開発業務の経験も豊富。
設計の上流工程のみならず、製造フェーズまで含めたトータルなものづくりの知識を有している。
「匠のコンサルタント」として技術指導実績多数。