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ハードウェア設計者のためのAIの基礎
講座概要
AIの応用を考えるときに、ハードウェアとAIの組合せとその相互作用は、とても重要になります。ハードウェア設計者が、AIの機能と可能性をきちんと理解することで、AIの応用の幅が広がり、顧客に大きな価値を提供することが可能になります。
今後、新製品開発、システム装置設計、機構設計を行うハードウェア設計者が、AIと関わりを持って設計業務を行うことが求められることになります。
設計業務とAIとの関わりでは、設計の対象となる製品にAIを組み込むことと設計プロセスにAIを用いることになります。
本講座では、この二つの観点からAIを解説していきます。
期待される効果
- ハードウェア設計者がAIの基礎的な内容を習得することができます。
主な受講対象者
- ハードウェア設計・開発業務に携わっている方またはその指導的・中核的な役割を担う方およびその候補の方
セミナープログラム(予定)
1.機械学習/ Deep Learning
機械学習とDeep Learningの基本的な概念について
AIの基盤となるアルゴリズムやモデルについて理解を深めていただきます2.AIの基本機能
AIの基本的な機能やアプローチに焦点を当てて、ハードウェア設計者としてのAI活用を理解いただきます
3.ハードウェアを活かすAI
ハードウェアとAIの組み合わせについて
AIをハードウェアにどのように組み込むかを考えます4.AIを活かすハードウェア設計
AIを活用したハードウェア設計について
新製品開発、システム装置設計、機構設計において、AIを用いた効率的で効果的な設計手法について考えます5.事例による演習
新製品開発、システム装置設計、機構設計における具体的な課題にAIをどのように応用するかを考えます
講師プロフィール
室橋 雅彦(むろはし まさひこ)
ミームテック技術士事務所
技術士(経営工学部門)
ITコーディネータ
1957年生まれ。千葉県松戸市出身。
早稲田大学理工学部卒業後、大手電機メーカーで35年間、エンジニアとして製品開発から、製品をお客様に採用いただくための提案・支援活動まで、製品の上流から下流までを広く経験。企業で培った経験と知識をベースに技術士(経営工学)として、活動を行っている。