ゲーム関連の特許調査・文献調査
ゲームを熟知したプロサーチャーだから対応できる、専門性の高い特許調査
ゲーム関連技術の特許調査では、一般的な特許調査のスキルだけでなく、ゲームそのものに対する理解が重要です。
現在のゲームには、ゲームシステムや操作・UI、画像処理、通信、AI、課金・広告など、さまざまな技術が組み合わされています。また、ゲーム開発の現場で使われている言葉と、特許公報で使われる言葉が大きく異なることも少なくありません。
そのため、「ゲームに関する特許だから、ゲーム関連の特許分類で検索すればよい」という単純な調査では、重要な特許を見落とす可能性があります。
日本アイアールでは、ゲームに関する知識を持ち、ゲーム業界やゲームシステムの変遷を理解したサーチャーが、調査対象となる機能・仕様を整理したうえで特許調査を行います。
ゲーム開発・サービス提供前の特許侵害予防調査(FTO調査)はもちろん、先行技術調査、無効資料調査、競合他社の特許調査など、ゲーム関連技術に関する各種特許調査についてお気軽にご相談ください。
ゲーム関連技術でどのような特許調査・文献調査が必要なのか?
ゲームの企画・開発・運営のさまざまな場面で、特許調査が必要になることがあります。
ゲーム開発・リリース前の特許侵害予防調査(FTO調査)
ゲーム業界では、ゲームの機能やシステムをめぐって、差止めや損害賠償が争われる特許侵害訴訟も実際に発生しています。
そのため、新しいゲームや機能を開発・提供する際には、その機能が他社の保有する特許に抵触する可能性がないかを事前に確認しておくことが重要です。
例えば、新しいバトルシステム、操作方法、画面表示、アイテム・キャラクターの育成システム、マッチング、通信処理などについて、関連する他社特許を調査します。
ゲームには多くの機能・技術要素が含まれるため、特許侵害予防調査では、実施予定のゲームやサービスの仕様を確認したうえで、どの機能・技術要素を調査対象とすべきかを整理し、適切な調査範囲を設定します。
※特許侵害予防調査(FTO調査)の進め方・調査方法の詳細はこちら
ゲームの新機能・アイデアの先行技術調査
新しく考案したゲームシステムや機能について特許出願を検討する際に、すでに類似する技術が存在していないかを調査します。
ゲーム分野では、現在使われている名称だけではなく、過去に異なる名称・仕組みで類似する機能が存在している場合もあるため、幅広い観点から先行技術を探索することが重要です。
また、競合するゲーム会社や特定企業の特許・出願動向を調査し、新機能の企画・開発や知財戦略の検討に活用することも可能です。
無効資料調査(異議資料調査)
自社のゲームやサービスに関連して問題となる他社特許が見つかった場合などに、その特許の出願前に公開されていた先行文献を調査します 特許文献だけでなく、対象技術によっては、ゲーム専門誌、技術資料、インターネット上の公開情報などの非特許文献についても、公開時期を確認しながら調査することが重要となります。
※無効資料調査の進め方・調査方法の詳細はこちら
ゲーム関連技術の特許調査が難しい理由
ゲーム関連技術には、特許調査を難しくするいくつかの特徴があります。
(1)どの要素を調査すべきか判断しにくい
一つのゲーム機能であっても、画面表示、操作、内部での演算、パラメータ処理、通信、サーバー処理など、複数の技術要素から構成されています。
例えば、画面上では一つのアクションとして見える機能でも、その特徴が「操作方法」にあるのか、「画像表示」にあるのか、「内部で行われるデータ処理」にあるのかによって、調査すべき範囲は変わります。
そのため、まずは調査対象となる機能を分解し、どこに技術的な特徴があるのかを整理することが重要です。
(2)ゲーム用語と特許公報の表現が一致しない場合が多い
ゲーム分野で一般的に使われている言葉が、そのまま特許公報に記載されているとは限りません。
例えば「ガチャ」「当たり判定」「ミニマップ」といった言葉も、特許公報では、より一般化された情報処理・制御技術として表現される場合があります。
そのため、ゲーム用語だけで検索するのではなく、機能の本質を理解したうえで、上位概念、類義語、特許公報で用いられる表現へ展開することが重要となります。
(3)ゲームの歴史・進化を踏まえた検索が必要になるケースも多い
現在の名称だけを手掛かりに検索すると、過去に異なる呼び方で存在していた技術を拾えない可能性があります。
特に先行技術調査や無効資料調査では、現在のゲームだけではなく、過去のゲームやゲームシステムについての知識が、検索キーワードや調査対象を広げる重要なヒントになることがあります。
(4)ゲーム関連の特許分類だけでは十分でない場合がある
電子ゲームに関する代表的な特許分類として、A63F 13/00などがあります。
しかし、日進月歩で進化するゲーム分野では、特許分類の細分化や改定が最新の技術変化に必ずしも十分対応しているとは限りません。
また、現在のゲームは、情報処理やUI・入力制御、画像処理・3Dグラフィック、AI・機械学習、通信・ネットワーク、データベース、AR・VRなど、さまざまなIT技術を組み合わせたシステムです。そのため、調査対象によっては、ゲーム以外の技術分野まで視野に入れて調査する必要があります。
このような理由から、ゲーム関連の特許分類だけに頼った検索では、必要な特許を十分に拾えなかったり、逆に関連性の低い特許が多く含まれたりする場合があります。
下図のように、ゲーム関連技術は複数の技術分野にまたがって構成されています。
一方で、対象範囲を広げ過ぎれば大量のノイズが発生します。
そのため、特許分類とキーワードを適切に組み合わせながら、調査対象となる機能に応じて検索式を設計し、どこまで調査範囲を広げ、どこで絞り込むのかを判断することが、ゲーム関連特許調査の重要なポイントです。
※ゲーム関連技術の特許調査が難しい理由については、関連記事「ゲームの特許調査で注意すべき4つのポイント」で詳しく解説しています。
アイアールのゲーム関連特許調査の特徴
(1)ゲームを理解しているサーチャーが対応
ゲームに関する深い知識と、特許調査の専門スキルの両方を兼ね備えたサーチャーは、決して多くありません。
ゲームの仕組みや用語を理解しているだけでなく、それらを特許調査の観点から整理し、適切な検索方針・検索式へ落とし込むには、ゲームと特許調査の双方に関する知識・経験が求められます。
知財担当者や開発担当者の方からお聞きした内容をゲームの機能として理解したうえで、その技術的な特徴や調査すべきポイントを整理します。
また、同じような機能でも、時代やゲームジャンルによって名称や実装方法が異なることがあります。
現在のゲーム用語だけでなく、過去にどのような名称・仕組みで実現されていたかまで視野に入れることで検索の着眼点を広げ、調査対象を多角的に捉えることができます。
(2)的確な調査設計(事前打合せ・ヒアリングによる調査対象機能の整理)
単に「○○のようなゲームを調べたい」という情報だけで検索を開始するのではなく、事前にお打ち合わせを行い、「どの機能を調査するのか」「その機能の特徴はどこにあるのか」「どこまでを調査対象とするのか」を整理します。
ゲーム全体を漠然と検索するのではなく、調査すべきポイントを明確にすることが、精度の高い調査につながります。
(3)高精度な検索式作成
ゲーム関連分類だけでなく、対象となる機能に応じて、情報処理、画像処理、AI、通信など関連分野の特許分類も検討します。
キーワードについては、ゲーム開発で使われる用語だけでなく、その機能を情報処理や制御の観点から捉え直し、類義語・上位概念・特許特有の表現などを検討します。特定のタイトルやゲーム内でのみ使われる独自の呼称についても、その名称にとらわれず、機能の本質から検索キーワードを検討します。
適切な特許分類とキーワードを組み合わせ、網羅性と検索精度のバランスを考慮した検索式を設計します。
(4)最適な調査プランを調査計画書でご提案
調査の目的、対象範囲、対象国などを事前に確認し、調査対象や検索方針などを整理した調査計画書をご提示します。内容をご確認いただいたうえで調査を実施します。
検索式についてもご提示しますので、「どのような考え方・範囲で調査したのか」を確認していただくことができます。
(5)ゲームに関する海外の特許調査にも強い
日本企業は長年にわたって世界のゲーム市場で大きな存在感を示してきました。
近年ではオンラインゲームやスマートフォンゲームを中心に、中国・韓国など海外企業が開発するゲームの日本市場・グローバル市場での存在感も大きくなっています。
また、オンライン配信によって、一つのゲームを複数の国・地域で同時に提供することも一般的になりました。
そのため、特に特許侵害予防調査(FTO調査)では、日本の特許だけを確認すればよいとは限りません。
実際にゲームを提供・展開する国や地域に応じて、日本、米国、中国、韓国、欧州など、必要な国の特許を調査対象として検討することが重要です。
アイアールは外国特許調査への対応を強みとしており、グローバルな調査も安心してお任せいただけます。
ゲーム関連の主な調査対象
ゲームに関連するさまざまな技術を対象として特許調査・文献調査を行うことができます。
- ゲームシステム・ゲームルール: バトルシステム、キャラクター育成、アイテム、合成、ガチャ、報酬システム、ミッション、マッチングなど
- 操作・UI: コントローラー操作、タッチ・フリック操作、入力処理、UI、メニュー、画面遷移など
- 表示・演出: ゲーム画面の表示制御、カメラ制御、エフェクト、HUD、ミニマップなど
- グラフィック・画像処理: 2D・3Dグラフィック、キャラクターアニメーション、画像生成、画像認識など
- オンライン・通信: オンライン対戦、通信同期、サーバー処理、データ配信、ネットワーク制御など
- AI関連技術: NPCの行動制御、プレイヤー行動の分析・予測、マッチング、生成AIを利用したゲーム機能など
- AR・VR・位置情報: ARゲーム、VRゲーム、空間認識、位置情報を利用したゲームシステムなど
- ゲーム運営・マネタイズ関連: ゲーム内課金、広告、サブスクリプション、ゲーム内経済・アイテム管理など
上記は一例です。実際の調査範囲は、対象となるゲームや機能、調査目的に応じて設定します。
「このような機能も調査できるのか」といった段階でもお気軽にお問い合わせください。
ゲーム関連特許調査の進め方
STEP1 お問い合わせ・ヒアリング
まず、調査の目的、対象となるゲーム・機能、対象国、希望納期などをお聞きします。
ゲーム関連技術の場合には、企画書、仕様書、ゲーム画面、画面遷移図、システム構成図、プレイ動画、対象機能についての説明資料などがあると、より具体的に内容を把握できます。
STEP2 調査ポイントの整理
対象となるゲーム機能を確認し、どの技術要素を中心に調査するのかを整理します。
必要に応じて機能を複数の要素に分解し、それぞれについて検索すべき観点を検討します。
STEP3 検索方針・検索式の作成と調査計画書のご提示
STEP2で整理した調査ポイントに基づき、キーワードや特許分類、出願人などを検討し、検索方針・検索式を設計します。
そのうえで、調査対象、対象国、検索方針、調査範囲、想定工数などを整理した調査計画書とお見積りをご提示します。
調査内容と費用をご確認いただき、正式なご依頼をいただいたうえで調査を開始します。
STEP4 特許公報等の検索・スクリーニング・精査
検索によって抽出された特許公報をサーチャーが確認し、調査対象となるゲーム機能との関連性を精査します。
特許侵害予防調査では、調査対象となる機能・サービス等の実施態様と、特許請求の範囲(クレーム)とを比較しながら、注意すべき特許を抽出します。
STEP5 調査結果のご報告
調査結果を報告書にまとめてご提出します。
必要に応じて、調査結果についてのご説明や今後の追加調査についてのご相談にも対応します。
ゲーム関連特許調査の費用と納期
特許調査の費用は、調査の目的、対象となる機能の数・複雑さ、調査対象国、調査範囲、必要となる調査工数などによって異なります。
アイアールでは、リーズナブルな料金で高品質な特許調査をご提供しています。(※特許調査に関する料金表はこちら)
事前に調査内容を確認したうえで必要な工数を算定し、調査計画とあわせて明瞭なお見積りをご提示します。お見積りは無料です。
「どの程度の範囲を調査すればよいかわからない」「まずは特定の機能だけ調査したい」といった場合も、調査内容の整理からご相談いただけます。
調査内容、対象国、調査ボリュームなどによって納期は異なります。標準的な納期目安は、正式なご依頼後1~1.5カ月程度です。
【安心の無料お見積】お気軽にご相談ください
ゲーム関連技術は、ゲームシステム、UI、画像処理、通信、AIなど多様な技術が組み合わされているため、幅広い技術分野を視野に入れた調査設計が必要です。加えて、ゲーム特有の用語やシステム、技術の変遷を理解したうえで調査することも重要です。
日本アイアールでは、ゲームに関する知識と特許調査の専門性を兼ね備えたサーチャーが、対象となる機能を理解したうえで調査を行います。
「新しく開発しているゲーム機能について他社特許を確認したい」
「ゲームの仕様を説明したうえで、どこを調査すべきか相談したい」
「日本だけでなく海外のゲーム関連特許も調査したい」
といったご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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