特許調査/分析(目的別)

商品・サービス:特許調査・分析ソリューション

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先行技術調査(技術動向調査・資料収集調査)

先行技術調査とは

特許公報には技術情報資料の面もあります。特許公報を調べることで既存技術の確認や技術動向の把握ができます。

特許調査を通じて新たな開発テーマの種を見つける、既存技術の重複研究を避ける等により、開発業務の効率化につながります。

その他、特許出願をするに際してどのような特許が既に出願されているかを広く確認したい、開発途中(製品等の仕様が未確定の状態)の技術についてどのような構成にすれば他社特許を侵害する可能性が低いかを把握しておきたいといったご要望も対応可能です。

(※具体的な請求項案や実施予定の構成が決まっている場合については、出願前調査侵害予防調査のページをご参照ください)

当社の先行技術調査では、調査対象技術に関連する特許公報を抽出するといった基本的な調査(スクリーニング)だけでなく、目的や構成、素材等についてのフラグ付けをしたり、抽出した公報の要約抄録を作成したりすることも可能です。詳細な特許解析やパテントマップの作成も可能で、お客様の目的に合わせて最適な調査をご提案いたします。

先行技術調査の進め方

(1)調査内容についてのお打ち合せ

先行技術調査は、お客様のご要望に合わせた調査を行います。そのため、調査を進めるためにはどのような調査を行い、どのような形式で報告するかを具体的に決めなければなりません。ご提示いただく情報としては下記のような事項があります。

  • 何を目的に調査するのか
  • どのような技術が調査対象になるのか
  • 調査範囲はどこまでとするか (生存案件に限定するか、出願日が何年以内と限定するか等)
  • 抽出する公報の基準はどういったものとするか (公報のどの部分にどのような記載があれば抽出するか等)
  • アウトプットはどのような形式とすべきか (目的や解決手段のフラグ付けは必要か、コメントの記載レベルはどの程度とすべきか等)

実施予定の構成等が具体的に決まっていない場合でも「大体こういう技術について記載のある案件全てを抽出する」といった広範な調査も可能ですし、「詳細な技術内容、出願人、出願年を決めてのピンポイントな調査」を行うことも可能です。(できる限り具体的に調査内容を決めていただいた方が、コスト面・精度面ともにより良い調査となることが多いです。)

的確な調査をするには、事前にお打ち合わせをし、調査仕様を詰めていくことが重要です。どのような調査をすべきかお悩みの際は、当社の調査担当者がご助言や提案をさせていただきます。お気軽にご相談ください。

(2)調査計画書の作成

調査対象技術やアウトプットの形態を検討・整理した後、検索式案も含めた特許調査計画書を作成し、ご提示いたします。ご納得される調査母集団となるよう検索式の調整をいたしますので、調査仕様に懸念事項や要望事項があればこの段階でお伝えください。

(3)スクリーニングおよび分析作業

調査計画書に合意を頂いた後、計画書記載の調査母集団を確認します。母集団全件を対象とするスクリーニング調査を行い、抽出した公報については調査仕様に従いコメントの記載、フラグの付与、要約の作成といった分析作業をいたします。

(4)調査報告書作成

調査仕様に従い、調査報告書、抽出案件リスト、公報等をご報告いたします。報告書の形式はお客様のご要望により柔軟に対応しますので、お打ち合わせの際にお気軽にお申しつけください。

調査結果リストの一例 (フラグ付与有り)

調査結果リストの一例

抽出公報抄録の一例

抽出公報抄録の一例

先行技術調査の費用・納期について

母集団件数、調査内容、アウトプットの形式等に依存しますため、案件ごとにお見積させて頂きます。まずは、お気軽にお問い合わせください。

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