技術セミナー

セミナー情報

イベント
受付中
イベントを読み込み中

ISO13485・省令169号などの対応に不可欠な実務知識・ノウハウを半日で習得!

医療機器のプロセスバリデーション

品質と安全性を確保するためのプロセス管理を学ぶ!

日程

【LIVE配信受講】
2025年4月24日(木)
13:00~17:00
【アーカイブ配信】
4月28日-5月12日

場所

【LIVE配信】
【アーカイブ配信】
オンライン受講
※LIVE配信は、Zoomによるオンライン講義です

定員

受講料

39,600円/1名
(税抜価格:36,000円) 

  • 本講座では、医療機器製造におけるプロセスバリデーションの基本から実践までをわかりやすく解説します。

    ISO13485厚生労働省令169号に基づく適格性評価(IQ/OQ/PQ)設計管理工程管理統計的手法など、実務で役立つノウハウを習得できます。

    • プロセスバリデーションとは?
    •  設計・工程管理のポイントとリスク評価
    •  設備の適格性評価(IQ/OQ/PQ)の実施方法
    •  データ分析・統計的手法の活用
    •  再バリデーションと品質管理の実践

    医療機器業界の品質保証生産技術担当者規制対応に関わる方におすすめの内容です!
    実務に直結する知識を身につけ、バリデーションのエキスパートを目指しましょう!

     

    《期待される効果》

    1.プロセスバリデーションの全体像を体系的に理解できる
    ⇒ 医療機器の製造プロセスにおける品質保証の重要性と、バリデーションの基本を習得。

    2.ISO13485や厚生労働省令169号に準拠した適切なバリデーションを実施できる
    ⇒ 国内外の規制要求に対応した実践的なバリデーションの手法を学び、適切な品質管理が可能に。

    3.設備の適格性評価(IQ/OQ/PQ)の進め方を理解し、実務に活かせる
    ⇒ 設備の導入・管理の適正化を図り、製造の安定化・効率化を実現。

    4.FMEAや統計的手法を活用し、リスク管理や工程改善ができるようになる
    ⇒ 設計・工程リスクを事前に特定し、不適合の発生を未然に防ぐスキルを身につける。

     

    《主な受講対象者》

    • 医療機器メーカーの品質管理・保証担当者
    • 生産技術・製造部門のエンジニア
    • 設計計開発部門の技術者
    • 規制・コンプライアンス対応の担当者
    • ISO13485認証・適合性評価を担当する方
    • 医療機器業界への転職・キャリアアップを目指す方

     

    《セミナープログラム(予定)》

    1. はじめに
    • バリデーションの重要性
    医療機器の製造では、事後試験や検査だけでは品質を保証できないため、事前に製造プロセスの適切性を検証するバリデーションが必要。
    • 講師の紹介
    講師は技術士であり、医療機器業界への転進やISO13485認証取得支援などを行う専門家。

    2. プロセスバリデーション
    • バリデーションの目的
    製造工程の妥当性を事前に確認し、品質の安定を確保すること。
    • 要求事項とガイダンス
    ISO13485、厚生労働省令169号、米国QSRなどの国際的規制を満たす必要がある。

    3. 設計管理
    • デザインレビュー(DR)の重要性
    設計段階での問題点を発見し、品質の向上を図る。
    • 設計FMEA(故障モードと影響解析)
    設計のリスクを事前に評価し、トラブルを未然に防ぐ。

    4. 工程設計・プロセスの開発
    • 工程計画・実施・監視
    工程の仕様を明確にし、プロセスバリデーションの前段階で適格性評価を行う。
    • リスク評価
    ユーザーニーズから設計仕様、工程仕様へと展開し、リスク軽減策を検討。

    5. 文書化および記録
    • 記録の記入ミス防止
    承認されたフォーマットを使用し、正確な情報を記録。
    • 手順書の誤読・解釈ミス防止
    動画マニュアルの活用や、手順書の実地テストが推奨される。

    6. 設備の適格性評価(Equipment Qualification)
    • 設備の適格性評価の進め方
    IQ(据付適格性評価)、OQ(運転適格性評価)、PQ(性能適格性評価)の3段階で評価。
    • 設備リスク評価
    設備の影響度に応じた適格性評価を実施。

    7. 統計的方法(Statistical Method)
    • 統計的品質管理(SQC)
    QC七つ道具、分散分析、t検定、回帰分析、工程能力指数(Cpk)などを活用。
    • サンプルサイズ設定
    リスクベースアプローチに基づき、適切なサンプル数を決定。

    8. プロセスバリデーションの進め方
    • バリデーション戦略
    設計・開発のバリデーション計画を策定し、必要なリソース(要員・設備)を確保。
    • バリデーションマスタープラン(VMP)
    バリデーションの全体計画を文書化し、各適格性評価のプロトコルを作成。

    9. プロセスバリデーション工程の管理
    • プロセスパラメータの監視
    管理図(シューハート管理図)を用いて工程の異常を検知し、対策を講じる。

    10. 再バリデーション
    • 実施の必要性
    工程の再現性が保証されていれば不要だが、品質リスクに応じて判断。
    • 定期的な再バリデーション
    医薬品GMP基準に基づき、変更時や一定期間ごとに再評価を行う。

    11. 工程の監視と管理
    • 監視と測定
    データ収集と分析を行い、継続的な品質改善を実施。
    • 管理図の活用
    X-R管理図を用いた工程能力の把握が推奨される。

    12. ケーススタディ
    • 実際の事例を基に、バリデーションの進め方やリスク管理の実践例を解説。

     

    《その他》

    LIVE配信をお申込みの方は、追加料金なしでアーカイブ配信の受講が可能です。
    セミナー開催日当日(4/24)に受講可能な方は、LIVE配信での受講をお勧めします。
    開催日当日の受講が難しい方は、アーカイブ配信受講のお申込みをご検討ください。

講師プロフィール


菊地 孝仁 講師

菊地 孝仁(きくち たかひと)

合同会社ワークシフト CEO
技術士(機械部門・総合技術監理部門)

医療機器メーカーに25年勤務。製造責任者、総括製造販売責任者を歴任。
医療機器業界への参入、ISO13485:2016構築、QMS対応、医療機器製造業許可などの支援で豊富な実績。

《資格》
技術士(機械部門・総合技術監理部門)
医療機器総括製造販売責任者
医療機器責任技術者

★【LIVE配信】、【アーカイブ配信】のいずれか希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

詳細

日付:
4月24日
時間:
1:00 PM - 5:00 PM
参加費:
39,600円

会場

オンライン

主催者

日本アイアール(アイアール技術者教育研究所)
電話番号:
03-6206-4966
メール:
ir@nihon-ir.co.jp
Web サイト:
https://engineer-education.com/