セミナー情報

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ペーパーハンドリング技術の入門講座《紙の特性から機構設計まで、基礎から学ぶ技術者育成講座》[movedo_icon_box icon_library=”etlineicons” icon_etlineicons=”et-icon-calendar” title=”日程”]2025年9月5日(金) 10:00~17:00[movedo_icon_box icon_library=”etlineicons” icon_etlineicons=”et-icon-map-pin” title=”場所”]ZOOMによる オンライン受講[movedo_icon_box icon_library=”etlineicons” icon_etlineicons=”et-icon-profile-male” title=”定員”]オンライン受講は定員無し[movedo_icon_box icon_library=”etlineicons” icon_etlineicons=”et-icon-wallet” title=”受講料”]49,500円/1名 (税抜価格:45,000円) [vc_tta_accordion active_section=”1″ collapsible_all=”true”][vc_tta_section title=”講座概要” tab_id=”1703123975275-ca234b39-99bf49ab-49c3″]複写機、プリンタ、スキャナ、ATMなどの機器におけるペーパーハンドリング技術は、製品の信頼性と性能を左右する重要な要素です。しかし、柔軟媒体(ウェブ)の挙動は複雑であり、その制御には体系的な知識の習得が不可欠です。 本講座では、これからペーパーハンドリング技術を用いた機器の設計開発に携わるエンジニアを対象に、基礎理論から実践的な機構設計材料特性計測技術まで幅広く解説します。分離機構、搬送機構、集積機構といった基本要素の原理や設計手法を学ぶとともに、ゴムローラやベルトの特性、紙の物性、トライボロジーなど、実務で直面する具体的な課題にも焦点を当てます。 また、近年注目されている紙幣処理装置のインテリジェント化や、カール・シワといった品質問題への対策なども取り上げます。理論と実践のバランスの取れた内容により、ペーパーハンドリング技術の全体像を把握し、実務に即座に活用できる知識を習得することができます。   《期待される効果》
  • ペーパーハンドリングの基本原理と基礎技術を体系的に理解できる
  • 分離・搬送・集積の各プロセスにおける基本的な問題解決の考え方を習得できる
  • 紙などの柔軟媒体(ウェブ)の特性を考慮した基礎的な機構設計の考え方を学べる
  • 紙などの柔軟媒体(ウェブ)に関する一般的なトラブルの原因と対策の基本を理解できる
  • 設計開発における基本的な評価手法や考慮すべきポイントを把握できる
  • ペーパーハンドリング技術に関する専門用語や基本概念を習得し、円滑なコミュニケーションが可能になる
  《主な受講対象者》
  • 複写機、プリンタ、スキャナ、ATMなどの設計開発に新たに携わる技術者
  • 紙などの柔軟媒体(ウェブ)を扱う機器の設計開発に新たに携わる技術者
  • 紙などの柔軟媒体(ウェブ)を扱う機器の開発に従事して5年未満のエンジニア
  • 上記のような実務に携わる技術者、機械工学を学ぶ大学生、大学院生 など
  《セミナープログラム(予定)》 1. ペーパーハンドリングの基礎理論 1.1 分離(繰出)機構の基礎理論 ・ さまざまな紙媒体の分離機構 ・ 分離機構で生じる障害 ・ 分離機構の設計 ・ 分離機構の基本原理 1.2 搬送機構の基礎理論 ・ さまざまな紙媒体の搬送機構 ・ 搬送機構で生じる障害 ・ 搬送機構の設計 ・ 搬送力と搬送抵抗力 ・ 搬送ジャムの予測方法 ・ ローラ搬送機構とスキュー 1.3 集積機構の基礎理論 ・ 紙媒体の集積機構例 ・ 紙媒体集積機構で生じる障害 ・ 紙媒体集積機構の設計 ・ 紙媒体の突入角度 2. ペーパーハンドリングの機構と制御 2.1 ゴムローラの基本特性 ・ ゴムローラによる用紙束の分離 ・ ゴムローラの材料特性 2.2 ベルトの横ずれ特性 ・ ベルトのスキュー ・ クラウンローラによるセンタリング ・ ベルト挟持搬送 2.3 定着時のシワ発生メカニズム ・ シワ発生のメカニズム ・ シワ発生過程の可視化 2.4 紙幣処理装置のインテリジェント化 ・ インテリジェント化の背景と理由 ・ 達成方法 ・ 具体例(センシングと最適化方法) 3. ペーパーハンドリングの材料と計測 3.1 紙の基本特性 ・ 紙の製造技術 ・ 紙の構造と物性 ・ 紙の摩擦特性 3.2 紙のカール ・ 紙のカールの概要 ・ カールの原因 ・ カールの予測方法 3.3 トライボロジーの特性評価 ・ トライボロジーの要求機能 ・ 摩擦力測定方法 ・ 負荷力によるすべり率測定方法 ・ 紙粉付着による搬送力劣化

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[vc_single_image image=”30703″][vc_column width=”2/3″ css=”.vc_custom_1509011271083{padding-left: 9% !important;background-image: url(https://greatives.eu/themes/movedo/movedo-construction/wp-content/uploads/sites/4/2017/10/movedo-construction-bullets-03.jpg?id=45) !important;background-position: center !important;background-repeat: no-repeat !important;background-size: cover !important;}”][movedo_slogan title=”鈴木 敬一(すずき けいいち)” heading_tag=”h3″ text_style=”leader-text” animation=”grve-fade-in-left” button_text=”” button2_text=””]鈴木技術士事務所 代表 技術経営修士(専門職) 技術士(機械部門) (公社)日本技術士会 正会員 (一社)日本機械学会 正会員 (一社)日本知財学会 正会員 (一社)研究・イノベーション学会 正会員
  • 2007 〜 2023年: 国内メーカーにて紙幣識別装置の開発
  • 2023 〜: 鈴木技術士事務所
紙幣識別装置の開発プロジェクトリーダーとして、新製品の企画立案から設計、試作、評価、量産化までの一連のプロセスを主導。開発過程における不具合の解決には、設計工学の手法を活用して原因の特定と対策の立案を行う。また、コスト削減にも注力し、部品の共通化や調達先の見直しなどを推進。 現在はエンジニア教育および研修開発にも携わり、次世代の技術者育成に注力している。専門技術の講座など、グループワーク・演習を交えた実践的な研修は高い評価を得ている。
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