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製品設計業務を主とする事業部においてDX/デジタルツインをつなぎ活用し
フロントローディング型の設計・開発を実現することこそが真のDX推進です!

無理のないデジタルツイン活用からはじめる
フロントローディングプロセスの手引き

《スモールスタートによる開発品質/費用の迅速な改善とこれまでの開発文化の両立》

日程

2025年2月6日(木)
10:00~16:00

場所

Zoomによる
オンライン受講

定員

受講料

39,600円/1名
(税抜価格:36,000円) 

  • 昨今DXの推進を進めている企業は沢山あります。また新たな言葉としてデジタルツイン/メタバースと言う言葉も目に入るようになりました。その中で製品設計業務を主とする会社/事業部において、単にCAD導入することで満足してはいないでしょうか?本当のDX推進とはそこにあらず、ありとあらゆるものづくりに影響するDX/デジタルツインをつなぎ、活用しフロントローディング型の設計・開発を実現することこそが真のDX推進だと確信しています。

    フロントローディング型の一番の恩恵は、仕様を修正する労力をポジティブな状態で活用できることです。開発の下流で不都合が発覚したときになんとか設計変更することに労力つぎ込むのではなく、ものづくりをスタートする前にいかに設計品質を作り込むか!これがフロントローディング型の醍醐味だからです。

    本セミナーにおいては、大規模なデジタルツインではなく、導入しやすい部分から最大限の効果を求めたプロセス改善をスモールスタートとして提案させて頂きます。また開発事例なども取り上げ、わかりやすく説明することで、皆さんのプロジェクト運営にお役立て頂ければ幸いです。

    • デジタルツインやフロントローディングの思想をうまく活用した効率的な開発/設計の実施推進、コストダウン/プロセス改善
    • プロセス改善を目指したい経営者層、プロジェクトマネージャー
    • 効率的な開発プロセスに興味のある若手技術者
  • Ⅰ・フロントローディング設計・開発とは?そして開発における設計の役割
    1. フロントローディング/デジタルツインとは
    2. 機構設計とは
    (1) 図面
    (2) 3D-CADデータ
    (3) 業務における図面とCADデータの活用
    (4) 構造検討
    3. 開発における位置づけ、他部署との連携
    (1) 主な業務内容とそのポイント、心構え
    (2) 他の設計部署との連携
    (3) 企画部との連携
    (4) デザイン部との連携
    (5) 製造部との連携
    (6) 品質保証部との連携
    (7) メーカー/サプライチェーンとの連携:部品
    4. フロントローディング型設計・開発に必要なもの
    (1) プロセス
    (2) 環境
    (3) 人
    5. ものづくりにおけるデジタルツインの位置付け
    (1) 大規模なデジタルツイン/身近なデジタルツイン
    (2) Industry4.0(5.0)、Siciety5.0の中におけるフロントローディング/メタバース/デジタルツイン

    Ⅱ・フロントローディング型設計におけるシミュレーション(CAE)の活用
    1. フロントローディング設計開発とは
    (1) 開発プロセスの比較
    (2) メリットとデメリット
    (3) 心構え
    2. CAEとは
    (1) 設計への活用と専門チームの必要性/弊害
    (2) ものを作らないモノ作り
    3. ノウハウと基礎実験
    (1) 材料、構造変更
    (2) 単純基礎データの積み上げ
    (3) 試作評価とCAEの差分
    4. 低コスト&超最短開発への準備
    5. スモール開発に向けて
    6. 大事なことはリアルとヴァーチャルの融合

    Ⅲ・新規開発事例そしてDXへ
    1. 機器開発のプロセス例:携帯/スマートフォンより
    2. 規格化からの設計:防水携帯/スマートフォン
    (1) 部品メーカーとの連携例:筐体
    (2) 部品メーカーとの連携例:ネジ
    (3) 部品メーカーとの連携例:両面テープ
    (4) 部品メーカーとの連携例:通気膜
    3. 一元データからのプロセス、そのためのDX
    (1) その必要性
    (2) 他部署との連携
    (3) ミスの低減へ

    Ⅳ・トラブル原因とその解決手法
    1. ミスとは
    (1) 時間短縮から
    (2) コミュニケーション不足
    (3) ケアレスミスそして作業ミス
    2. コピペのメリット/デメリット
    3. 解決手法
    (1) ミス撲滅の手法:FMEA(なぜなぜシート、虎の巻、Checkリスト、クロスチェック)
    (2) 数値化、可視化による気付き
    (3) 究極的には作業をしないこと/させないこと そのために!
    (4) 各プロセスにおける解決手法実践例

    Ⅴ・ 設計者としてあるべき姿とは
    1. 5ゲン主義:現場、現象(現実)、現物、原理、原則
    2. ホウレンソウ(カクレンボウ)
    3. PDCAサイクル?OODAループ?
    4. プロジェクトを進めるためのツールとマネージメント
    5. 忘れてはいけない飽くなき探究心

    Ⅵ・まとめ/スモールスタートの提案
    標準実施時間 5時間+休憩1時間

講師プロフィール


鈴木 崇司 講師

鈴木 崇司(すずき たかし)

神上コーポレーション株式会社 代表取締役CEO
構造アナリスト

・共同技研化学株式会社 技術開発次長、品質管理次長、ラジカルプロダクト部(技術営業)次長
・富士通株式会社 モバイルフォン事業部 機種開発チーム、CAE共通チーム、組立(VPS)共通チーム
などを経て現職。

機械設計、特に小型高密度実装が必要とされる製品について高度な知見を有しており、機構設計に必要なアクリルポリマーフィルムなど材料開発業務の経験も豊富。
設計の上流工程のみならず、製造フェーズまで含めたトータルなものづくりの知識を有している。
「匠のコンサルタント」として技術指導実績多数。

詳細

日付:
2025年2月6日
時間:
10:00 AM - 4:00 PM
参加費:
39,600円

会場

オンライン

主催者

日本アイアール(アイアール技術者教育研究所)
電話番号:
03-6206-4966
メール:
ir@nihon-ir.co.jp
Web サイト:
https://engineer-education.com/