機械設計に必要な材料力学の基礎と強度設計への応用【オンライン受講】

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2023年9月21日開催 アイアール技術者教育研究所 公開セミナー
《 物理的な理解から実践へ 》
機械設計に必要な材料力学の基礎と強度設計への応用
セミナーの内容(予定)
はじめに
Ⅰ. 基礎力学
1. 質点系の力学
1-1.運動の3法則
1-2.変位、速度、加速度
2. 剛体の力学
2-1. 力のモーメントと角運動量
2-2. 慣性モーメント
2-3. 剛体の運動エネルギー
2-4. 剛体の運動方程式
3. 円運動と振動解析
3-1. 極座標と円運動
3-2. 単振動
Ⅱ. 材料力学
1. 荷重と応力
1-1.荷重と応力
1-2.応力とひずみ
2. はりの曲げ
2-1.はりの種類と荷重
2-2.はりのせん断応力と曲げモーメント
2-3.はりの曲げ応力
2-4.はりのたわみ
・スナップフィットの強度計算と実際の設計
2-5.棒のねじり
2-6.圧力容器
3. 組合せ応力
3-1.応力の基本型
3-2.平面応力
3-3.主応力と主せん断応力
3-4.モールの応力円と使い方、実例
4. 強度設計の実践ポイント
4-1.材料の破壊
4-2.応力集中
4-3.疲労強度
4-3-1..疲労破壊事故の事例と解説
4-3-2.疲労破壊メカ二ズム、SN曲線
4-3-3.疲労限度線図の求め方:応力がオフセットしている場合
4-4.クリープ破壊
4-3. 許容応力と安全率の検討
講師プロフィール

岩瀬 栄一郎(いわせ えいいちろう)
岩瀬技術士事務所 代表
大手自動車部品メーカーA社 勤務
- 1986:東京理科大学 理工学部 物理学科卒業。 同年A社入社
- 1986-1999:ピックアップ回転センサの設計に従事
- 2000-2002:ホールIC車高センサの開発
- 2003-2008:ホールIC回転センサ、AMR回転センサの開発および量産化
- 2009-2015:荷重センサ、ストロークセンサ、電流センサ、LIDERの研究開発
- 2016-:超音波センサの開発
トヨタグループの大手部品メーカーで各種自動車制御用センサの開発、設計を第一線で実践。
原理設計をはじめ、製造工法、構造設計、品質管理手法、課題抽出力、プロジェクトマネジメントの知見と実践が必要とされる現場において、新製品を開発し事業化するために厳しいQCDが求められる中で、2003年よりプロジェクトリーダとして開発チームを率い、数々の新製品を市場にリリースしている。
資格: 技術士(機械部門、総合技術監理部門)、QC検定2級 など