【初任者にも分かりやすい講義とケーススタディ9題による実戦的スキルアップ講座】
非臨床領域で特に気を付けるべきポイント、PMDAから高評価が得られる日本語、
メディカルライティングの「お作法」、ロジック構築、効果的な照会事項回答作成方法を解説!
PMDA審査官が理解しやすい
非臨床領域における「日本語メディカルライティング」
《初級~中級編》
講義&豊富なケーススタディ付き
講座概要
医薬品や医療機器では、試験報告書や承認申請に関連するドキュメント等を作成する場合、規制当局(厚労省、PMDA等)が理解しやすい文章をライティングできるかどうかが最も重要なポイントとなります。
数年前から、医薬品業界の臨床開発部門を主な対象としたメディカルライティングに関するセミナーを数多く開催して参りましたが、最近、非臨床部門の方からのご要望が多いことから、今回、非臨床領域のメディカルライティングに関するセミナーを企画いたしました。
ケーススタディの題材も非臨床領域から多く選択し、非臨床部門の方に日本語メディカルライティングのスキルを実戦的に学んでいただける内容となっております。
《期待される効果》
- 非臨床領域で特に気を付けるべき日本語メディカルライティングのポイント
- PMDAから高評価が得られる日本語メディカルライティングの本質
- 日本語メディカルライティングの「お作法」
- 高品質な日本語メディカルライティングのための自己学習方法
- 科学的ロジックを構築するためのポイント
- 実戦的で効果的な照会事項回答作成に関する鉄則
《主な受講対象者》
製薬会社、医療機器会社、CRO等の非臨床部門に所属し、以下に該当する方
- 試験報告書、PMDA対面助言相談資料、承認申請関連資料(CTD、STED)、照会事項回答等の作成担当者
- その他の規制当局に提出する文書の作成担当者
- 日本語の文書作成が得意でない方や、文書作成に多くの時間を要してしまう方
《セミナープログラム(予定)》
【PART 1:講義編】
1. 非臨床部門に求められる日本語メディカルライティングスキルとは?
1.1 非臨床部門が作成したドキュメントによくみられる特徴
1.2 せっかくの努力が水の泡に。。。
1.3 スキルアップのための「意識」2. PMDA審査官が理解しやすい日本語とは?
2.1 PMDAに提出するドキュメントに絶対に必要な要件 ~PMDAに受理されなかった残念な事例
2.2 読み返す文章は失格
2.3 PMDAの評価と小学生の作文
2.4 芥川賞や直木賞を目指すな!
2.5 究極の日本語メディカルライティング:サッと読んでスーッと理解できる日本語
2.6 自己トレーニング法:お手本は週刊誌&自分の文章を100回読む3. 日本語メディカルライティングの「お作法」
3.1 最低限の「お作法」とは?
3.2 中級レベルの「お作法」とは?
3.3 絶対にアカンやつ:これをやったらPMDA審査官から嫌われる!
3.4 QCチェックリスト:「あったらいいな!」でも、「安心して下さい!」ではない!4. ロジック構築のレベルは、「並」・「上」・「特上」・「雲の上」の4段階がある
4.1 並:英文に訳してみよう
4.2 上:「項」の中のロジックは、「川の流れのように」
4.3 特上:一流学術誌の論文を執筆するのと同じ意識で
4.4 雲の上:データを読む
4.4.1 分かりやすい日本語を書くスキルとの決定的な違い
4.4.2 「データを読む」スキルを身に付ける自己トレーニング法5. 早期承認取得を目指して
5.1 非臨床試験成績だけでなく、臨床試験成績との一貫性も考慮せよ!
5.2 照会事項回答を作成する際のポイント
5.2.1 先ずオウム返しより始めよ
5.2.2 大原則は、「攻めは各論、守りは総論」【PART 2:ケーススタディ編】
1. 絶対にアカン間違いを探せ! [Case Study 1-3]
2. PMDAが審査しやすい日本語 [Case Study 4-6]
3. ロジカルチェック [Case Study 7-8]
4. 照会事項回答作成のポイント [Case Study 9]
※ケーススタディの問題は、セミナー開催日の約1週間前に参加者に配布されます。事前に各自で回答してからセミナーをご受講下さい、なお、回答は提出不要です。
《その他》
LIVE配信をお申込みの方は、追加料金なしでアーカイブ配信の受講が可能です。
セミナー開催日当日( 4/ 11)に受講可能な方は、LIVE配信での受講をお勧めします。
開催日当日の受講が難しい方は、アーカイブ配信受講のお申込みをご検討ください。【複数名受講割引】
同一企業様から複数名同時にお申し込み頂くと、人数に応じて下記割引が適用されます。
[2名様⇒20%、3名様⇒30%、4名様⇒40%、5名様以上⇒50% の割引となります]【学校法人割引】
学生、教員のご参加は受講料30%割引となります。(※他の割引との重複適用はありません。)
講師プロフィール
野村 和彦(のむら かずひこ)
メディカルグローン株式会社 取締役 エグゼクティブアドバイザー
1984年3月:東京大学大学院修士課程修了(獣医学科)
1984年4月~:藤沢薬品工業探索研究所にて薬理研究に従事
1997年~:同・開発本部探索臨床部にて初期臨床試験のモニター業務・臨床開発計画企画プランニング業務に従事
1999年~:同・臨床推進部にてタクロリムス(FK506)等の臨床開発プロジェクトリーダーを担当(次長)
2003年~:同・FK506開発部にて臨床開発グローバルプロジェクトリーダーを担当(次長)、新規適応症探索タスクフォースリーダー
2005年~:アステラス製薬・プロジェクト統括部FK506移植領域ユニットにて臨床開発グローバルプロジェクトリーダーを担当(次長)、新規適応症探索タスクフォースリーダー(2007年9月に早期退職)
2007年10月~2011年10月:メドトロニック・ソファモア・ダネック株式会社にて薬事開発部長、薬事臨床開発部長
2011年11月~2012年11月:パレクセル・インターナショナル株式会社にてメディカルライティング部門長
2012年12月~:株式会社メディコンにて薬事戦略部長、メディカルライティング部長
2019年10月~2020年5月:同社(日本ベクトンディッキンソン社)にてレギュラトリーサイエンスグループ・シニアプロジェクトマネージャー
2020年6月~現在:メディカルグローン株式会社にてエグゼクティブアドバイザー
2020年11月~現在:桜橋渡辺未来医療病院にて治験審査委員会/倫理委員会 外部審査委員(副委員長)
2021年5月~2023年3月:川崎市殿町国際戦略拠点キングスカイフロント・クラスター事業部にて医療機器コーディネーター
2021年6月~現在:国内外製薬企業数社、外資系医療機器会社にて薬事・臨床開発コンサルタント、薬事アドバイザー
2023年12月~現在:メディカルグローン株式会社にて取締役
★【LIVE配信】、【アーカイブ配信】のいずれか希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。