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実務者同士のディスカッションや事例共有を通じて、
誰も教えてくれない英文ライセンスの実践的スキルを高める!
英文ライセンス契約の実務ワークショップセミナー
(第1回:前提知識整理編)
【オンラインによる遠隔受講可能】
実務者同士のディスカッションや事例共有を通じて、
誰も教えてくれない英文ライセンスの実践的スキルを高める!
英文ライセンス契約の実務ワークショップセミナー(第1回:前提知識整理編)
セミナー詳細
セミナーについて
主に外国企業との間で締結する英文ライセンス契約の実務は、多くの日本人にとっては言語的な障壁があること加え、法制度や文化・価値観の相違といった要因もあり、高度な専門知識と経験が求められる業務です。その一方で、企業活動のグローバル化の流れがとどまることはなく、国際的なライセンス契約を締結する機会は今後も増えていくことが想定されます。英文ライセンスに関わる法務部門/知財契約担当部署の実務スキル向上は大きな課題と言えるでしょう。
そんな中、数少ない英文ライセンス契約の専門的な解説書として、多くの実務者から長年にわたって高い評価を得てきた「英文ライセンス契約実務マニュアル」(第3版)が、今年9月に刊行されました。 そこで今回は、同書の共同著作者でもある気鋭の国際弁護士・中本光彦先生を講師とした、中~上級者向けの実務セミナーシリーズを企画いたしました。第1回は「前提知識整理編」です。
国際ライセンスの実務に精通したプロフェッショナルによる講義に加え、事例研究や参加者との質疑応答も含めたワークショップ形式を取り入れた実践的なセミナーです。
外国企業との難しい契約交渉に立ち向かうために必要な知識とノウハウを、実務者同士で学び合い、共有していくことで、「グローバル・タフネゴシエーター」を目指しましょう!
このような方に受講をお勧めします
◆実務レベルが中~上級者(英文ライセンス契約の基礎知識と実務経験も有する方)で、以下のいずれかに該当する方。
- ライセンス契約に関する市販の文献では物足りない方
- 条項集頼みから卒業し、各条項の背景にある法理(法令・裁判例)を学びたい方
- 他の参加者とライセンス契約に関連する最新の情報を共有し、技術向上に役立てたい方
- 講義という受動的な形だけではなく、講師および他の参加者との議論を通じて実務上の悩みを解消したい方
セミナー内容
- ◆ライセンス契約の定義
- ・Licenseとは ・Agreement/Contractとは ・他の契約との違い
- ◆ライセンス契約に適用される法令
- ・英米法 vs 大陸法 ・米国法の場合 ・日本法の場合
- ◆契約の成立要件・効果に関する注意点(日本法と米国法との相違)
- ・合意の考え方
- ・合意以外の要件[Consideration(約因), Statute of Frauds(詐欺防止法), Parol Evidence Rule(口頭証拠排除の原則)]
- ・裁判例の紹介
- ◆外国企業とのライセンス契約交渉の進め方
- ・ライセシングポリシーの確認 ・契約交渉の前準備(Business、Legal)
- ・契約交渉の実際とネゴシエーターとしての心得
- ◆英文ライセンス契約書のドラフティングに関する全般的な留意点
- [※第1回では各論(条項別)の留意点は扱いません]
- ・ドラフティングの目的 ・ゴールの特定、アクションプランの特定
- ・論理的構成、一文一意、用語の選択、不要記載の排除 など
◆「書籍付き」の受講プランもご用意しました!
当セミナーの受講と併せて、小高壽一先生と中本光彦講師による共著「英文ライセンス契約実務マニュアル(第3版)」(税抜:8,400円)をご購入いただくことも可能です。
購入特典として、当セミナーの受講料が10%割引(16,200円)で受講可能です。
(セミナー受講料と書籍を合わせて24,600円となります。)
ご希望の方は、セミナー申込みフォームの「その他ご質問等」の欄に、「書籍付き希望」とご記載ください。
※セミナー受講にあたっては、この書籍が無くても問題ありません。(セミナー用の配布物があります)
講師プロフィール
中本 光彦 (なかもと みつひこ)
中本・中本法律事務所 所長 (日本弁護士、ニューヨーク州弁護士)
2002年 司法試験合格、2003年 第二東京弁護士会登録
2006年 Northwestern大学ロースクール卒業(イリノイ州)、Kellogg経営大学院卒業(イリノイ州)
2007年 米国ニューヨーク州司法試験合格、 2014年 中本・中本法律事務所の代表に就任
企業の国際取引に関する契約と訴訟実務に精通。特に国際ライセンス契約に関して高度な知見を有し、多数の日本企業をサポートしている。幼少時代はメキシコ、スペインで過ごし、日本語・英語に加えて、スペイン語での実務にも対応する。2016年には、国際取引契約書のドラフト・レビューをする人工知能(AI)の開発及びサービスの提供を目的とする会社(Mibot Inc.)を設立。豊富な実務経験と確かな外国語スキルを兼ね備えた気鋭の国際弁護士として活躍中。
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(※)会場受講をご希望された場合であっても、新型コロナウイルス問題の状況によっては、全員オンライン受講に変更して頂く可能性がございます。予めご了承いただけますようお願いいたします。