バイオ医薬製造工程における
ウイルス除去・不活化プロセスと安全性試験
ICH Q5A(R2)改正ポイントとウイルス安全性評価の今後の展望
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- 日程
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【LIVE配信】
2026/6/18(木)
13:00~16:30
【アーカイブ配信】
6/22-7/6
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- 場所
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Zoomによる
オンライン講義
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- 定員
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- 受講料
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29,700円/人
(税抜:27,000円)
セミナー詳細
抗体医薬等のタンパク性バイオ医薬の製造においてCHO細胞等の動物細胞は必須のツールであり、代用物の新たな開発は非現実的である事からも、バイオ医薬の安全性の確保の為にはセルバンクや培地等の原料を対象とする外来性感染性物質(ウィルス等)の否定や精製工程における除去(クリアランス)が現実的且つ最も効果的であると考えられる。
バイオ医薬品は動物細胞による発現を基本とし、その際に使用する原材料や製造工程に起因する病原体汚染のリスクを常に有している。従って、各種の感染性因子による汚染に細心の注意を払う事が不可欠だが、特にセルバンクや中間体におけるウイルス汚染は、他の感染性因子による汚染に比較して特定が難しいケースが多い。
本セミナーでは、原料についての国内基準である生物由来原料基準についての説明とともに、現在までICH Q5Aガイドラインに従って実施されてきたウイルス等の外来性感染物質のクリアランス試験とその他の安全性試験について解説する。また、1999年に初回制定されたICH Q5Aガイドラインに関して、その改定版(R2)が三極にて合意され、我が国でも今年の始めに厚生労働省から一部改正が発出された事から、その内容の概要と今後の動向について解説する。
主な受講対象者
- 製薬企業やスタートアップにおけるバイオ医薬品の開発プロジェクトの担当者
- 上記団体所属のバイオ医薬品の品質管理、生産管理、CMC薬事の担当者
- 大学等で生化学や細胞生物学、蛋白質構造解析学の基礎知識を有している事が望ましい(初心者にも理解できるように平易な解説も併せて行う予定)
期待される効果
- 外来性感染物質と安全性に関する一般的知識と改訂版(R2)ガイドラインの内容理解
- 発現細胞株の構築と各種セルバンク製造における注意事項と特性解析試験
- 精製工程ウイルスクリアランスとLRV(Log Reduction Value)値の算出法
- 生物由来原料基準の内容理解と対応法
セミナープログラム(予定)
1.イントロダクション
1-1. バイオ医薬品の各種モダリティと製造工程
1-2. バイオ医薬品原薬の安定生産の為の課題と対策
1-3. バイオ医薬品製造におけるウイルス安全性評価の重要性
2.バイオ医薬品(抗体医薬等)の標準的製造法についての概説
2-1. 発現細胞と遺伝子発現構成体、および発現細胞構築のワークフロー
2-2. 継代培養によるCell Stability Testにおける安定性評価
2-3. 無血清培地による培養条件決定(DoE study)
2-4. 培養手法選択とスケールアップ検討
3.セルバンクを対象とした各種感染性物質に関する試験
3-1. MCB(マスターセルバンク)の特性解析試験
3-2. WCB(ワーキングセルバンク)の特性解析試験
3-3 EoPC(製造終了後細胞)と未加工/未精製バルクの試験
3-4 透過型電子顕微鏡によるレトロウイルス様粒子の観察
4.原材料の管理
4-1. 人獣共通の外来性感染性物質と原料トレーサビリティ
4-2. 「生物由来原料基準」とその対応の具体例
4-3. 培地のHTST(High-Temperature Short-Term)処理
4-4. 培地のUV-C(Ultraviolet-C)処理とウイルス除去フィルターの利用
4-5. 新規モダリティの医薬品における安全性確保の考え方
5.精製工程におけるウイルスクリアランスとその評価
5-1. 低pH処理によるウイルスクリアランスと重要中間体の評価
5-2. 精製工程のスケールダウンモデルによるウイルスクリアランス評価
5-3. 再利用カラムクロマトグラフィーによるウイルスクリアランス評価
5-4. ナノフィルトレーション: 完全性試験と工程管理指標
6.ICH-Q5Aガイドライン(R2)における一部改正のポイントと今後の展望
6-1. 改正までの経緯と概要について
6-2. 連続生産におけるウイルス安全性
6-3. 動物実験代替法の推奨と分子生物学的手法の活用
6-4. 自組織内経験を含む事前知識の活用
6-5. 外来性感染性物質の安全性評価の今後の業界動向
備考
【複数名受講割引あり】
同一企業様から複数名同時にお申し込み頂くと、人数に応じて下記割引が適用されます。
[2名様⇒20%、3名様⇒30%、4名様⇒40%、5名様以上⇒50% の割引となります]
※【会場受講】【LIVE配信】をお申込みの方は、追加料金なしでアーカイブ配信の受講が可能です。
セミナー開催日当日(6/18)に受講可能な方は、会場またはLIVE配信での受講をお勧めします。
開催日当日の受講が難しい方は、アーカイブ配信受講のお申込みをご検討ください。
講師プロフィール
- 片山 政彦
医学博士
《学歴》
- 1984年3月: 大阪市立大学 理学部 生物学科 卒業
- 1994年4月: 藤田保健衛生大学(現 藤田医科大学)医学博士学位取得
《職歴》- 1984年4月: 宝酒造株式会社 入社 バイオ事業部門(現 タカラバイオ)所属
- 1995年4月: エーザイ株式会社 入社 KANプロダクトクリエーション部等に所属
- 2014年9月: 持田製薬株式会社 入社 製剤研究所に所属しバイオ医薬CMCを担当
- 2021年5月: 持田製薬株式会社を定年退職
《社外活動・受賞歴等》- 2003年5月:第18回 日本Shock学会 会長賞 受賞
- 2008年7月:GEヘルスケアジャパン(現Cytiva)External Scientific Committee 委員
★【LIVE配信】、【アーカイブ配信】のどちらか希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。
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- 日時
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【LIVE配信】
2026/6/18(木)
13:00~16:30
【アーカイブ配信】
6/22-7/6 - 参加費
- 29,700円/人
(税抜:27,000円)
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- 会場
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Zoomによるオンライン講義
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- 主催者
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日本アイアール
電話番号:
03-6206-4966
メール:
ir@nihon-ir.co.jp
Web サイト:
https://nihon-ir.jp/
