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受付中

抗体医薬の新潮流とアジアCMO/CDMO活用戦略

《グローバル提携で拓く日本企業の次の成長機会》

  • 日程
    【LIVE配信】
    2025/12/17(水)
    13:00~17:00
    【アーカイブ配信】
    12/19~1/5
  • 場所
    Zoomによる
    オンライン受講
  • 定員
    -
  • 受講料
    39,600円
    (税抜価格:36,000円)

セミナー詳細

抗体医薬は世界市場で急成長を続けていますが、研究開発だけでなく「製造能力の確保」が大きな課題となっています。特に日本企業にとって、製造コストの高さ、開発スピードの遅れ、グローバル展開の難しさは大きな壁です。

こうした背景のもと、注目されているのがアジアを中心とした海外CMO/CDMOの活用です。韓国、中国、シンガポール、インドなどには、近年急成長を遂げたCDMOが台頭しており、世界市場での存在感を高めています。これらの企業は大規模製造設備を備えるだけでなく、抗体医薬のプロセス開発、スケールアップ、グローバル申請支援まで包括的に対応できるケースも増えています。

本講座では、抗体医薬開発の新潮流(マルチスペシフィック、ADC、AI抗体創薬)を概観した上で、海外CDMOの動向、日本企業にとっての提携機会、そして外国企業との外注・提携において注意すべき規制や知財リスクについて解説します。研究開発部門だけでなく、事業開発、規制、知財、経営層にとっても役立つ内容です。

受講の前提

  • 薬機法、GMP、特許などの基本理解
  • 起業プロセス(法人設立~資金調達)の初歩的知識
  • 医薬品開発に関連する技術的背景

主な受講対象者

  • 製薬企業・バイオベンチャーの研究開発部門
  • 事業開発・経営企画・提携担当
  • 薬事・規制・知財部門の担当者

期待される効果

  • 抗体医薬の新潮流を把握できる
  • アジアCDMOの現状と有望企業を理解できる
  • 外国企業との提携時の規制・知財リスクを理解できる
  • 自社戦略に活かせる具体的な知見を持ち帰れる

 

セミナープログラム(予定)

1.イントロダクション:抗体医薬の成長と日本企業の課題

  • 世界市場規模と日本の課題(コスト・人材・スピード)
  • なぜ海外CDMO活用が戦略の鍵となるのか

2.抗体医薬の新潮流と事業機会

  • マルチスペシフィック抗体の開発加速
  • ADC市場の急成長と大型M&A
  • AI抗体創薬と知財ポジションの変化
  • 研究トレンドが事業開発に与える影響

3.アジアCDMOの台頭

  • 韓国(Samsung Biologics, LOTTE Biologics)
  • 中国(WuXi Biologics, ProBio)
  • 台湾(Amaran Biotech)
  • インド(Syngene, Aurigene)
  • 各国の強みとリスク比較

4.優れた抗体作製技術を持つCDMOの紹介

  • 抗体発現、ADC、フィルフィニッシュ、スケールアップの事例
  • 各社の強み・弱み比較と提携可能性

5.外国企業との外注・提携における規制留意点

  • データ海外持ち出しとPMDA申請
  • GMP/GCTP対応とICH・FDA・EMA基準
  • 外為法による輸出管理規制
  • Data Integrity(ALCOA原則)
  • 治験薬製造における外国製造所登録
  • 知財・契約リスク(成果帰属・特許実施権)
  • カルタヘナ法、名古屋議定書対応

6.事業開発・提携の観点

  • 提携モデル(共同開発、長期委託、合弁)
  • 契約交渉ポイント(価格、供給保証、知財帰属)
  • リスク分散型ポートフォリオ戦略

7.ケーススタディと未来展望

  • グローバル大手のCDMO戦略
  • 日本企業の選択肢:国内維持/海外委託/ハイブリッド
  • 規制・知財を考慮した最適戦略

8.まとめとディスカッション

  • 日本企業が直面する規制リスクと解決策
  • 次の10年の成長シナリオ
  • 質疑応答

 

 

備考

※LIVE配信をお申込みの方は、追加料金なしでアーカイブ配信の受講が可能です。
セミナー開催日当日(12/17)に受講可能な方は、LIVE配信での受講をお勧めします。
開催日当日の受講が難しい方は、アーカイブ配信受講のお申込みをご検討ください。

 

【複数名受講割引あり】

同一企業様から複数名同時にお申し込み頂くと、人数に応じて下記割引が適用されます。
[2名様⇒20%、3名様⇒30%、4名様⇒40%、5名様以上⇒50% の割引となります]

講師プロフィール

鈴木 聡
鈴木 聡

一般社団法人日本薬業支援家協会
Ph.D.
MBA
薬剤師

 

  • 1987年 4月: 持田製薬株式会社
     バイオサイエンス研究所、ライフサイエンス企画室、経営企画室・新規事業グループ、
     臨床開発(GCP)、安全管理(GVP)・市販後調査(GPSP)、薬事・信頼性保証
  • 2015年12月: YLバイオロジクス株式会社
     事業開発部長、開発薬事部長(GCP)
  • 2017年 7月: OrphanPacific株式会社
     信頼性保証本部長・総括製造販売責任者(品質GQP、安全管理GVP)
  • 2019年11月: サンバイオ株式会社
     信頼性保証部長、総括製造販売責任者(製造GCTP、品質GQP、安全管理GVP)
  • 2021年 7月: Boyd & Moore 外資製薬会社の日本法人スタートアップ支援
  • 2021年11月: IPSEN株式会社
     代表取締役 薬事・信頼性保証担当、総括製造販売責任者/ 起業、薬事・品質
  • 2022年 7月: スタートアップ・RAQAアドバイザー
  • 2022年12月〜2023年5月: 海和製薬株式会社
     執行役員・総括製造販売責任者 
     分子標的薬、希少癌の承認申請、製造(GMP)、製造販売後体制(品質GQP、安全管理GVP)
  • 2023年 4月: レグセル株式会社 VP,品質保証担当
  • 2023年 6月: RA・QAアドバイザー バイオ医薬、再生医療のスタートアップ企業支援
  • 2023年11月: Global Regulatory Partners合同会社
  • 2024年 1月: 合同会社鈴木聡薬業事務所: 大学発ベンチャー創業、海外薬事、原薬支援等
  • 2025年 4月〜: 一般社団法人日本薬業支援家協会

★【LIVE配信】、【アーカイブ配信】のいずれか希望される受講形態をメッセージ欄に明記してください。

  • 詳細
    日時
    【LIVE配信】
    2025/12/17(水)
    13:00~17:00
    【アーカイブ配信】
    12/19~1/5
    参加費
    39,600円
    (税抜価格:36,000円)
  • 会場

    Zoomによるオンライン受講

  • 主催者

    日本アイアール
    電話番号:
    03-6206-4966
    メール:
    ir@nihon-ir.co.jp
    Web サイト:
    https://nihon-ir.jp/

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