T.Iさん
フレキシブルな働き方ができる分、
自律が求められプロ意識も培われる!
- 入社年
- 2019年
- 基礎データ
- 理系修士卒、メーカーで技術者として入社、数年を経て知的財産部門にて特許関連業務に従事。経験者採用で日本アイアールに入社。
日本アイアールに入社して何年目になりますか?
5年くらいになります。メーカー時代を含めれば、特許関連業務では10年ほどのキャリアです。アイアールの仕事では最もキーとなるクライアントとの打ち合わせがメーカー時代にはほぼなかったので、常に新鮮味があります。対人が主となる業務の難しさと面白さを日々感じています。
現在主に従事している業務についてお聞かせください。
現在は、特許調査に関するヒアリングや検索式作成をメインに、調査の周辺業務も含めて従事しています。
スクリーニング作業などは各技術分野の専門サーチャーにお任せするのですが、顧客との打ち合わせは社員の仕事であるため、自分にとって未知の分野の技術に関する案件を頂いたときは、チーム一丸となって情報収集にあたります。情報の共有については迅速で非常に風通し良いですね。もちろん未知の新技術なので、世に出ている情報では足りないので、自学自習を兼ねた情報収集もしています。
転職のきっかけはもちろん、自己のキャリア形成だけが理由だったわけではありません。
自分のライフワークバランスに照らしてみても、親の介護などがクローズアップされていきます。
こうしたライフイベントに備え、具体的な志望先が見えてきました。
前職では何に従事されていましたか?
メーカーの技術職として入社し、社内の知財関連部門へ異動後は出願、保有特許の管理、他社特許の侵害回避のための調査といった特許に関わる一連の諸業務をこなしていました。メーカーの知財部ではメーカー自身の技術分野と関連する分野については深掘りし詳しくなる一方、無縁の分野に目を向けることは少なくなっていました。そのため、知識の偏りが大きくなり視野が狭くなっていたように思います。
日本IRに入社したきっかけをお知らせください。
前職はメーカーの技術者として設計・開発に携わった後、知的財産部へ異動となり、3~4年ほど特許の出願と調査およびそれに伴う様々な業務に従事していました。社でも中堅どころとなった頃、自分のこれからのキャリア形成を考える機会があり、今後は特許調査や特許に関する業務のプロになって仕事がしたいとの意向が強まっている自分がいました。それを機に特許を専門に取り扱う会社を志望するようになり、具体的にアイアールを考えるようになりました。
メーカーの知財部での特許関連の仕事はやりがいもあり、面白みもそれなりにありましたが、いかんせん取り扱う技術範囲などは限られています。それならば、特許を専門に扱う会社へ転職し、範囲にとらわれないさまざまなテーマの新技術に出会える。または積極的に新技術に触れるようにすればいいのではないか、との考えが生まれ、現在に至ります。特許調査を手掛ける会社に転職することで、新しい技術などに触れたり学んだりする機会が増える……それだけでもこれまでの業務からしたら、新鮮で画期的なことでした。
日本IRの社内の雰囲気,仕事のやりがいなど教えてください。
知財業界の年齢層はどちらかというと高めですし、その道のプロがサーチャーとして活躍するということもあり、入社前は上下関係に厳しい窮屈な会社なのかと思っていましたが、むしろその逆でした。上下関係や年功序列などは全くなく、非常にオープンでフラットな人間関係が築けます。未知の技術分野でその道のプロがいれば、丁寧に教えてもらえます。同じ志向の人たちの集団でもあるので、新技術に関する知的好奇心も強く、とても過ごしやすい環境です。
現業のだいご味はどんなところにありますか。
まず一つは自分にとって未知な技術分野との出会いがあるということでしょうか。
知的好奇心がくすぐられる、その体験が仕事を通じてできることは非常な喜びですね。
また、特許調査には具体的な作業として、母集団の作成(検索式作成)といったものがあります。これがなかなか骨の折れる作業で、これらを作成するのに思いのほか時間がかかることがあります。そうした作業を経て、お客様にご満足いただけるアウトプットを提供できたときは、本当にやりがいがありますし、面白みがありますね。
ある1日の
業務スケジュール
- 09:00
出社
メールチェックと社内連絡確認- 10:00
クライアントとの打ち合わせ
- 12:00
昼食
- 13:00
メールチェックと特許調査
- 14:30
打ち合わせに基づく調査
- 16:00
顧客との打ち合わせ後の
報告書・見積書・計画書などの作成- 17:00
クライアントおよび社内との連絡調整
- 18:00
帰宅
顧客との打ち合わせはヒヤリングやプロービング(相手から要望を引き出す)も視野に入れたものになるので、案件によっては複数回重ねることがあります。
顧客の多くは日々の業務に忙殺され保有する特許をどのように扱ったらよいのかわからない状況に置かれていることもあり、その方たちの貴重なお時間を頂いて要望を引き出さなければならないという責任は大きいと感じています。
日本IRを志望される方にメッセージをお願いいたします。
「アットホームな職場」という表現は最近では悪い意味で捉えられてしまうケースもあるため、その表現を使うのは少々抵抗があるのですが、真の意味でそれ以外の表現が見当たらないくらいアットホームな雰囲気に満ちた会社だと言えます。アイアールに集う人たちは非常に親近感が強く、家族のような距離感にいる。それはまさに大きすぎない会社規模でフラットな人間関係が構築されているという点に集約されるのでしょうが、そうしたアットホームな雰囲気は、働き方にも如実に表れています。つまり仕事が円滑に進行するのであるならば、社員の自由度を高め、在宅勤務を主とした働き方なども会社は認めています。
チームで円滑に業務を進めるのに最も必要とされるのは、スタッフ同士が信頼で結ばれているということに尽きると思います。社員・スタッフのライフワークバランスに着目し、それに極力寄り添った働き方を、会社側と当事者が話し合って決定するという点もこの会社の特徴ではないでしょうか。
自分は経験が浅いから特許関連の業務は無理、という考え方は杞憂にすぎません。科学に対する好奇心があれば、それを共有する仲間のいるアイアールに来ていただきたいと思います。
働き方の多様性が叫ばれるずっと以前から、アイアールは社員と会社の在り方を模索し、今も模索し続けています。
社会状況やライフステージによって働き方が変わるのは当然のこと。アイアールにはそれを相談しやすい環境があります。
自分にとって最適化された労働環境はどういうものなのか構築しやすい会社であると思います。