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知財契約に潜む様々なリスクを把握し、トラブルに備えるための知識と戦略を整理
知的財産契約のリスクマネジメント
この研修は日本弁理士会の継続研修として認定を申請中です。
この講座を受講し、所定の申請をすると、外部研修機関として3単位が認められる予定です。
セミナー詳細
セミナーについて
特許ライセンス契約をはじめとした知的財産関連の契約について、契約締結時には想定できなかった大きなトラブルに発展してしまった経験はありませんか？
知的財産契約には様々なリスク要因に溢れていますが、実務において考慮すべき主なリスクとしては、
①リーガルリスク、 ②不可抗力リスク、 ③当事者の契約違反リスク、 ④ライセンス対象の欠陥に関わるリスク、 ⑤事情変更に伴うリスクなどを挙げることができます。知的財産契約に関するトラブルは偶発的に生じてしまうものもありますが、予め想定されるリスクを十分に把握したうえで、戦略的かつ的確なリスクマネジメントをすることによって、多くの問題に対して備えておくことが可能となります。
このセミナーでは、特許ライセンスを中心に、知的財産契約に関わるリスクマネジメントの考え方を実務的な視点から習得することができます。これまでの自社の知的財産契約のあり方に不安を感じている方、リスクマネジメントに求められる前提知識を整理しておきたい方は、是非このセミナーをご活用ください！
このような方にお勧めのセミナーです
- 知的財産契約を「リスクマネジメント」という視点から整理したい実務担当者やマネージャーの方。
- 過去に知財契約の実務系セミナーの受講経験があるが、一段上の応用力と戦略眼を身につけたい方。
知的財産契約のリスクマネジメント 講座内容(予定）
- 1. 知的財産ライセンス契約とそのリスク
- 2. 知的財産契約の「法的」なリスクマネジメント
- （１）特許法第104条の3の問題
- （２）知的財産権ライセンス契約と独占禁止法の問題
- （３）保有特許権に対する無効審判の提起の問題/dd>
- （４）合弁事業契約におけるライセンス契約の問題/dd>
- （５）ライセンス契約における並行輸入の問題/dd>
- 3. 知的財産契約の「構造」におけるリスクマネジメント
- （１）知的財産制度上の視点から
- （２）知的財産契約戦略上の視点から
- （３）ビジネスモデル上の視点から
- 4. 知的財産契約の「戦略」におけるリスクマネジメント
- （１）共有特許権の単独ライセンス許諾権問題
- （２）M&A取引におけるEscrow 契約の問題
- （３）ライセンス契約における改良技術の取扱いの問題
- （４）ライセンス契約における許諾者の保証義務の問題
- （５）ノウハウライセンス契約の問題
- 5. 特許ライセンス契約における許諾者側のリスクマネジメント
- （１）許諾者の特許権維持義務について
- （２）第三者の権利侵害排除対応について
- （３）専用実施権（Exclusive License）の留意事項
講師プロフィール
石田 正泰 （いしだ まさやす）
青山学院大学法学部特別招聘教授
（一財）経済産業調査会監事、（一社）日本デザイン保護協会意匠研究会会員
（一社）日本MOT振興協会知的財産委員会副委員長 など
凸版印刷株式会社 専務取締役（法務本部長兼広報本部長、知財専門子会社社長）、
（一社）日本知的財産協会 副会長・ライセンス委員長・フェアートレ―ド委員長、慶應義塾大学大学院（理工）非常勤講師、（一社）日本経済団体連合会 知的財産部会長、東京理科大学専門職大学院研究科長・知的財産戦略専攻教授などを歴任。
著作として、「企業経営における知的財産活用論」「技術経営（MOT）におけるオープンイノベーション論」「知的財産契約実務ガイドブック」「ライセンス契約実務ハンドブック」（いずれも発明推進協会）、「企業経営に資する知的財産」（経済産業調査会、共著）など多数。
豊富な実務経験と高度な知見を有し、知財関連契約分野の第一人者として業界で高い評価を得ています。
